ペプタイザー
ペプタイザーはとくに天然ゴムの素練り効率を高めるために、ポリマーの分子量低下(すなわち、粘度低下)を促進する作用があります。
これによってゴムの腰は落ちミキシングと後加工が容易になります。分散剤で処理されたストラクトール製品の特徴はゴム中への混入が
従来品より迅速であること、分散状態がはるかによいこと、悩ましいホットスポットがなくなり、バッチ間バラツキが解消できることにあります。
ストラクトール A 82 / A 86 /A 89
- 有機金属コンプレックス、シャク解成分、無機・有機分散剤との混合物
- ブルー系、錠剤
梱包・量: |
20 kg 袋 |
密度: |
1430 kg/m3 |
融解温度: |
55 °C |
添加量: |
0.8 - 2 phr |
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0.2 - 0.5 phr |
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0.1 - 0.3 phr |
- NRの化学的シャク解
- 迅速かつ高度な分散状態の実現
- 設定温度: オープンロールの場合80℃以上、密閉ミキサーの場合160℃以下
- ジベンゾアミドジフェニルジスルフィド
ストラクトール HT 105 / HT 106
- 金属石けんと芳香族ジスルフィド混合物
- ベージュ系、錠剤
梱包・量: |
20 kg 袋 |
密度: |
1050 kg/m3 |
融解温度:
|
95 °C |
添加量: |
1 - 3 phr |
- 比較的にマイルドなシャク解効果;動的性質の改良
- カーボンブラックとの共存下でも効果があり、工程の短縮が可能
- 変色性がない
- オープンミルによる低温作業可
- 21 CFR 177.2600 ( FDA ) 適合
- HT106 はHT105 の亜鉛フリータイプ
ストラクトール HT 107
- 有機金属コンプレックス、シャク解成分、無機・有機分散剤との混合物
- ブルー系、錠剤
梱包・量: |
20 kg 袋 |
密度: |
1180 kg/m3 |
融点(DSC):
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105 °C |
添加量: |
0.2 - 0.5 phr |
- 劇的なシャク解作用、最大の鎖切断による大きな粘度降下
- DBDフリータイプ;粘度低下度が大きい(最大鎖長の減少)
- タックの増加が大
ストラクトール HT 189
- 有機金属コンプレックス、シャク解成分、無機・有機分散剤との混合物
- ブルー系、錠剤
梱包・量: |
20 kg 袋 |
密度: |
1060 kg/m3 |
融解温度:
|
54 °C |
- NRの鎖分裂による粘度降下
- 粘度低減と分散能のバランスが最適 高効率化とバッチ均一性を実現
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